NPO法人どうぶつ村
私たちは、人と動物が共生するためのルール作りの基盤を作り上げていきたいと考えています。
 
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 基本的に避妊・去勢手術はした方が良いと考えています。
逆に避妊・去勢手術をしない条件としては、体力的に余裕がある5、6才以下の犬猫で、どうしても「この子の子供がほしい、残したい。」という明確な目標があり、繁殖活動に伴う様々な不都合に対する飼主側の寛容性、適切な対応や出産・育児の介助が可能であるということです。
この条件をクリアできない限りは、避妊・去勢手術は積極的に行うべきでしょう。
 
  飼主の中には、動物のいない生活は語れないという方も多いでしょう。時には生きがいと言えるほどの強い結びつきを感じている方も大勢おられます。しかし、そのような方に限って、「自分だったら」、「家族なのだから」、「病気でもないのに可哀想だから」、「動物は自然のままで」ということで避妊・去勢手術を拒絶する傾向が強いように感じます。特に、メスでは発情・妊娠、出産・育児と続く一連の過程は、まさに心身・寿命を削りながら営まれます。発情に始まる繁殖活動は彼らにとっては憂鬱であり肉体的ストレスではありながらも、種の保存・世代交代には必要不可欠なものです。だからといって、このご時世自然のまま趣くままに交配を容認する人はいないでしょう。しかし、ここで外出を控えたり、異性を求める声をうるさいとしかったりして生殖行動に待ったをかけるのはそれこそ「不自然」ではないでしょうか。彼ら動物にとっては絶えがたい我慢を強いられ、ただでさえストレス状態であるにもかかわらず、さらにそれに輪をかけることになるのです。その過程でも寿命が削られてゆくのです。繁殖という能力を神様にお返しすることで、オスであり、メスであることを意識する必要はなくなり、飼主をも眼中にない発情期の衝動から解放されるのです。もちろん避妊・去勢手術には、生殖器系の病気の予防という大きな目的もあります。これらの病気には、大変苦痛の伴うものや致死性のものも当然含まれます。

  いまこの瞬間、あなたとともに人生を歩んでいるとなりの動物たちは、我々よりもはるかに寿命が短いことはわかっています。そんな彼らといっしょに過ごすことのできる
時間が少しでも長くなれば、お互いきっとしあわせで有意義な人生を送ることができるのではないでしょうか。


次回は11月15日です。
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